私一人の展示、それも2週間という長丁場。ご縁あって八王子の珈琲倶楽部田さんのお店の一角を貸していただくことになり、「お客さまは来ていただけるのかしら?」「作品数は足りる?」「最後まで穴を開けずに在廊できるかしら?」……と不安になったらきりがないところから、えぇい、やってしまえばなんとかなるんじゃぁーという勢いで初日が開けました。
初日は 梵字彩色ワークショップもあり、皆さんの笑顔で勢いをつけていただきました。タマーさんもありがとう!
2週間の展示期間のうち、ワークショップを含め7日在廊させていただきました。八王子の方だけでなく、都内や横浜、埼玉など遠方からも時間をかけて来てくださって本当にありがたかったです。ご来店が重なった時はおひとりおひとりゆっくりとお話できないなど、失礼をしてしまったこともあって反省しています。
在廊の毎回サプライズのご来店があり、お会いしたかった方が来てくださったのが嬉しかった!全員というわけにはいきませんでしたが、気持ちに余裕のあるときは写真を撮らせていただきました。ご来店のほんの一部ですが紹介させていただきます。
今回は「ニャンダフルな日日」とサブタイトルをつけましたので、にゃんこを描いた雑貨を色々と展示しました。
ブラウスやTシャツ、トートバッグ、スニーカー、キーケース、猫仮面、ポストカード……
扇子やiPhoneケース、ヘアブラシ、コースター、バネポーチ、長財布、クリアファイル…
扇子とコースターとバネポーチは会期前半で多数お求めいただいたため、途中で追加を描きました。ありがたかったです。本当はもっとほかのアイテムにも描きたかったのですが、準備が間に合いませんでした。でもスペースはいっぱいだったのでよかったかな?
ねこのび屋は手描きの生活雑貨が中心です。なぜならそれは、私の絵と一緒に毎日の生活を楽しく送ってほしいから。飾っていただくのももちろん嬉しいですが、使っていただくのはもっと嬉しいのです。だからその物と共に手描きもだんだんなじんでこなれてすり切れていくのは、大切に使っていただいた証拠で誇りです。今回、お手に取っていただいた物も使い込んでいただけますように。
今回よくばって、ヘナアートの無料体験もさせていただきました。今まで自分自身に描く以外したことがなく、対面で描くことは初めてでしたので練習台になっていただくように無料といたしました。
数描かせていただくことでわかることが色々ありました。体験していただいた多くの方々、ありがとうございました。うまくいかなかった方には申し訳なかったです。今後またイベントで描くときにはうまくいくように改善していきますのでよろしくお願いします。染まった方は1~2週間、肌に残るアートを楽しんでくださいませ。
なぜヘナアートをしようと思ったかと聞かれうまく答えられなかったのですが、自分の身体に絵があるって単純に面白いなぁと思ったのがきっかけだったと思います。とはいえタトゥーは好きではなく、この茶色に少しの間染まるヘナだからいいんですよね。何度でも描けるし。お花などかっこいい絵柄は多いと思いますが、ゆるいねこをヘナで描くのは珍しいのではないでしょうか。これからもっとかわいい、面白いヘナアートをお届けしていこうと思います。
2週間は決して短くはなかったです。沢山の方々にお会いして、私の作品を見ていただいて、本当に多くの方に支えられて活動していられるんだと改めて思いました。周りにいるみなさんがいい方で、とても恵まれていると感じました。みなさんありがとうございました。来られない方々にもたくさん応援していただき、とても力になりました。感謝しています。これから5年、10年とみなさんにこの感謝をお返しできるように絵を描き続けていこうと思います。
最後になりましたが、今回この展示販売の機会を与えてくださった珈琲倶楽部田のマスター永塚さん、大変お世話になりましてありがとうございました。いい経験をさせていただきました。在廊のたびのおいしいお食事とコーヒーも楽しませていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。