【オーダー】梵字アート制作のきっかけは

初めて梵字アートのご依頼をいただきました。

 

きっかけとなったのは、お友達にプレゼントした梵字のミニ色紙でした。

こちらをご覧になった方から、スマホケースに描いてほしい!とオーダーいただいたのでした。梵字のデザインのお仕事をしたいと思っていたのが叶いました♪

 

作品のご紹介の前に、今日は私と梵字の出会いを振り返ってみたいと思います。

 

 

4年前、長女がお土産でくれたプラスチックの ブレスレット。

白い玉を覗くと「勢至菩薩・午年生」とお姿が見える仕組みです。

最初は気にも留めていなかったのですが、忘れて出掛けるととても不安になったりすることがありました。

だから毎日のように着けていたんですけど、なにせお土産品なのでもっとちゃんとした石のブレスレットが欲しいなーと思っていたんです。

 

そして、梵字に出会います。

 

守り本尊さまを1字で表す、漢字とは違う不思議な雰囲気の文字。

この梵字が刻まれた水晶を使ってブレスレットを作ってもらい、やっぱりいいものだなーと思うようになります。

実家の両親の介護などで精神的につらかった時も、毎日ここに勢至菩薩さまがいるから大丈夫!と思えたんですよね。

特別信心深いほうではなかった私が…と思うと不思議ですけど。

やっぱり、ひとりっこの自分が色々決めないといけないことが増えて、何かに助けてもらいたいと思ってたんですね。

 

 

今は2代目のこちらに守ってもらっています。

両親が他界し、絵付けの仕事を進めていくのに助けになってくれる石を選んでもらったブレスレットです。

 

私が力をいただいている梵字を自分の作品に取り入れてみたい、と本を買って読んだりしました。

 

 

以前、1本めのブレスレットを作ってくださった方から梵字入りの制作をご依頼いただいた事もあったんですが、

当時はお手本の画像を見よう見まねで写すことしかできませんでした。

 

ご利益を得られるようなしっかりとした梵字を書けるようになりたいと、今春から梵字教室に通いはじめました。

普通の書道とは筆の使い方や書き順が違うこともあって、なかなか思い通りに書けません…。

でも先生に丸をもらったり、「がむしゃらに書くのはいいことよ」と言っていただいたりと毎回楽しく勉強しています。

 

筆での梵字はこうして絶賛修行中なのですが、梵字を暮らしの中に取り入れようと梵字アートを描きはじめました。

 

これは販売というより、プレゼントにしたものです。(右下のスニーカーは除きます。こちらはお買い上げいただいたので)

ミニ色紙に軽く色づけした後、梵字のアウトラインを下書きしてから中に模様を描いていくのですが、割と黒めの方が字が見えやすいので細かく描き込んでいます。

プレゼントするかたの干支の守り本尊さまを描いていて、渡す時に梵字の内容をお伝えするようにしています。

これをお部屋に飾ってもらったり、持ち歩いてくれたりととても喜んでもらえました。

 

そう、その持ち歩いてくれたその色紙を見てくださった方からのオーダーが入ったのです♪

 

ゆくゆくは絵付けの仕事になればいいなと思っていましたが、こんなに早くに見つけていただいて驚いています。

ありがとうございます!